いろは坂、三人目

この坂のラスボスは小柏カイ、地元走りを駆使するニクイ奴である。ある程度走り込みをして
練習はしてみたものの、4連続でインベタのさらにインを使える区間がどうしても上手く
いかない。それならいっそ、通常のヘアピンをとにかく速く抜けて、問題の区間までに
出来るだけリードを広げて追い越されないようにしよう。

と方針を転換してから2本目。丁寧に&思い切ったコーナリングで60〜70mとかつてない
リードを得て坂を駆け下るハチロク。これなら行けるかも!?

そして問題の区間に差し掛かる。例によってグダグダになって壁をこすりながら
どうにかこうにか下りていく。後ろからはカイのMR2が迫ってくる。

そして曲芸区間終了。……ハチロクはまだ前にいる!

あとはもう何も考えずゴールを目指すだけである。残り8つのヘアピンを抜け、橋を
渡ってFinish。

ようやく、いろは坂を制覇した。