懐かしい味のカラオケ。

バイトを終えて晩御飯も食べた後、本日のメインイベントであるカラオケまで 少し時間があったので、こういった時の定番、ゲーセンに寄った。

トレノ

当然ながら頭文字D。最近の定番・夜の土坂復路。どうやら以前に自己ベスト& 車種別コースレコードを出した筐体らしく、その二つのタイムが完全に一致 していた(笑)。
少し前に「頭文字D ARCADE STAGE Ver.3」 全国大会 「史上最速伝説4」(の 予選)の走りを見たおかげか、これまでよりも少し厳しくコーナーを 攻められている感じがする。続けて走りたいところだったが、隣の筐体に 来たのが二人連れだったので一応席を立った(だってもしかしたら その二人で対戦するかも知れないじゃない?ってそんなに言い訳がましく 書く必要も無いが)。実際には彼らは別に対戦したりなどせず、というか 「東京から来た二人」にあっさりちぎられるくらいの走りであった。
待っている間ビートマニア(FINAL)で「BRILLIANT 2U」「gentle stress」 「super highway」「GENOM SCREAMS」と懐メロを叩いてみたりした。
さて、頭文字Dに戻って一走目。このコースの復路はなんと言っても トンネルまでの激しくうねり曲がった区間をミスせずに走れるかに かかっているのだが、その途中にある第一チェックポイントの通過時、 自己ベストタイムとの差が赤く表示された(差がマイナス、つまりそれまでの 自己ベストより速いタイムであった時に赤くなる)。そこから少し壁に 接触してしまったので第二CPではタイム差は白くなってしまったが、 表示された数字は1秒以下であった。これなら後半きっちり走れば挽回出来得る、 と集中して走ることおよそ1分半。ついに(そして久しぶりに)自己ベスト (と車種別コースレコード)を更新した。
調子に乗ってもう一回走ってしまった。今度はさらに順調に、常にCPで 赤い数字(もちろん自己ベストとの差でしか出ないが)を出しつつ記録更新。
だが出来れば3分切りたいなぁ……


調子こいて一回土坂を走ってしまったため、カラオケ屋に着くのが予定より 少し遅れてしまった。そのため、到着した時には既に始まっていた。
……それは良いのだが、部屋に入った瞬間に女性二人が歌っていたのが 「キューティーハニー」。それが終わったと思ったら次の曲が「宇宙戦艦ヤマト」。 そして予約曲として入れられたのが「疾風ザブングル」。


何 で す か こ の カ ラ オ ケ は 。


大学時代を思い出させるようなラインナップである。しかも「遠慮は無用」と 言われてしまってプチ困ってしまった。とりあえず1曲目は予め考えてあったので それを入力したのだが、次が問題である。ここまでタイトルの挙がった3曲は いずれもアニソンではあるが、相当メジャーな部類のそれである。 「誰も知らないような曲入れてもいいよ」なんて言われはしたが、本気で 誰にも分からないような曲は、こちらもよほどの事情が無い限り歌わないのを 個人的なポリシーにしているので、選曲の匙加減が難しい。
しばらく悩んだ末、「The Winner」を入力。するとその瞬間、「0083だね」 と言われた。
敵 も さ る 者 で あ る 。(敵じゃないし)
更に曲が始まると、画面にガンダムが出てきたりして盛り上がる人間が 私以外に約2名。なるほどこれは確かにさほど遠慮は要らないようである。
ならば、と次に入れたのが「ペガサス幻想」。
……普通に(?)受け入れられてる!
こうなっては腹をくくるしかない。もうどんな曲だって――と言いたいところだが、 私も「恥じらい」という言葉を知っている人間である。いきなりケツの穴を見せる ような真似など出来ない。
というよりは、参加者の平均年齢がほぼ自分ぐらい(ごく若いメンツを除くと 自分以上)なのもあって、アニソンカラオケであると同時に80〜90年代の 懐かしい曲カラオケでもあったのだ。そこで思わずチェッカーズとか入れてしまった。
そんなこんなでいつまででも歌っていたかったのだが、残念ながら次の日に 仕事があるので泣く泣く日付が変わる頃に帰ることとなった。


なお、私以外の人間が「ゴーゴーファイブ」を歌ったことを最後に記しておく。